ブランコート

都市型デザイナーズマンション

イタリアンレストラン

リストランテ ベッラファーべ

ガラシャ

ガラシャ

祭り

ながさん祭りロゴ

アジールコート

なにわ筋と鶴見橋商店街の結節点

ガラシャ

ガラシャ

月刊なび130号より 衆院選挙も終わって
 投稿日時: 2017/12/01
 衆院選挙が終わった。最初は安倍さん(大義なき解散)に、途中からは小池さん(排除発言)に振り回された選挙だった。結果、与党が漁夫の利で前回並みの議席を確保したが、立憲民主党にもお裾分けが回った。
 ご近所での選挙話で俎まないた板に乗ったテーマは三つあった。一つは、「小選挙区制ってオセロみたいだね」という話。得票差では与党劣勢の選挙区も多かったのに、議席数は与党圧勝だったから、確かにオセロだった。小池さんの「笑って排除」は痛恨だったが、なかったらなかったで「野合」と誹られていた。枝野さんが「まっとうな政治」と割って入っても当選者は少数だった。制度が悪いのか、野党が悪いのか、ご近所の意見も割れた。話は飛ぶが、大阪市が総合区になったら、西成、住吉、住之江の市議定数は13となり、中選挙区から大選挙区に代わる。既成政党以外の候補者も出やすくなるから、案外と民意に近くなるかもしれない。制度と政党、選挙も一考の時だと感じた。
 二つ目は、「政治って堂々巡りだね」という話。安倍さんが憲法改正を手柄にしたいのは嫌だが、自衛隊を認知して制御するのは必要なことだというのが、ご近所の意見。社会保障は欲しいが、増税は嫌ではもう前には行けないじゃないか、というのもご近所の意見。あれやこれや論争するのは良いけど、もうボチボチまとまれないのか、ご近所の皆さんは、少々焦れていると感じた。
 三つ目は、「国と地方、同じ政治なのに距離があるね」という話。大阪市が幼児教育保育の無償化を先駆けたのは「良くやった」とご近所の評判は良いが、維新候補が「ボクの小遣いもこんだけ」と例に挙げて、「身を切る改革」で財源は捻出できると演説していたと聞いて、「小っちゃ」と皆が笑った。選挙が終わって舌の根も乾かぬうちに、自民党は教育無償化でも認可外保育所は対象外と言い出して、SNS が沸いている。教育無償化は地方に任せて、税源を自治体に移譲するのが良いと、何故維新は言わなかったんだろう。話はまた飛ぶが、大阪市は総合区に保育所認可の権限を委譲するとの案が示されているから、これは良いことだと思った。
 さて、選挙が終わって、安倍さんが息を吹き返した。戦後(戦後民主主義)をちゃんと省みて、憲法も社会保障も地方分権も再構築してみる、そのために安倍一強を止める、それが今回の選挙のテーマだと思ってきたから、困ったことになった。そんな折、教育無償化は、総論では各党一致し、国地方共通の課題でもある。認可外保育所も含めて「貧困」というより「多様性」への教育無償化として、あるいは税源の地方移譲のテーマとして、まさに戦後民主主義を問い直す、絶好の政策課題だと思うが、今度こそ、安倍一強を止めて、実りある政策論争を演じてくれないだろうか。

株式会社ナイス
代表取締役 冨田 一幸

_