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ガラシャ

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ガラシャ

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月刊なび3号より 「働きたい」と「できちゃった雇用」
 投稿日時: 2007/03/01
 ボクは、8年前、エル・チャレンジという障害者雇用のための事業協同組合をつくり、ナイスはその組合員になった。小さなナイスが大きな仕事をするための最初の仕掛けだった。その時の発見は、「働く意欲は働くことで育まれる」だった。知的障害者が働けていないのは「働く意欲がないからだ」という偏見への反論だった。最初「何それ?」という反応だったが、「あ、そうか!」に変わった。これがあたった。エル・チャレンジから200人の障害者が就職し、有名になった。
 若者など働けていない人への支援が国会でもテーマになってきた。良いことだが、「あ、そうか!」の発見のない議論は、やれ「今時の若い奴は・・・」、やれ「政府は何をしてる・・・」と袋小路に入り込む。私の「あ、そうか!」は、「働かねばならない」ではなく「働きたい」だ。職業訓練だの雇用開発だの、何ともコワい。ブランコートの向かいの古着屋リプラさんでは、何人かのニート君が楽しそうに働いている。「できないこともあるけど、できることもある」と店長さんはいつも笑っている。ボクがある日「あんたんとこ、できちゃった雇用やね」と言ったら、久しぶりに笑いをとれた。
 「働きたい」って、優しい響きだし、頭、柔らかくなれそう。これ、「いい加減」ということ。ボクも国会で演説ぶってみたくなってきた。
<<ナビ3号より>>

月刊なび2号より 初夢は「食券食堂」
 投稿日時: 2007/02/01
 「格差社会」が言われ出して、生活保護のあり方が議論されるようになった。厳しい財政事情だから痛みを分かち合って生活保護も「減らす」べきだと論じる側と、憲法の最低生活保障の権利だから生活保護制度は「守る」べきだと論じる側の、二者択一に見える。「第三」の選択肢はないのだろうか?
前号で私は、ナイスは「湯加減のようないい加減」を企てる企業になりたいと書いたが、生活保護を「活かす」企てをする、それが「初夢」だった。
 この西成区では、生活保護者は二万一千人にのぼり、投下される費用は年間六〇〇億円にもなる。
 しかし、六〇〇億円がこのまちの経済に環流している実感はない。
 それどころか、住宅扶助限度額の四万二千円に賃貸住宅の家賃相場が上下移動して、劣悪な住宅環境のまま、このまちは荒廃している。「福祉の空洞化」だと思う。
 そこで思い立ったのが「食券食堂」である。食券をまとめ買いしてもらうことで、食材コストを下げる。お客様には食券によって紛失や浪費を防ぎ、安くて美味しい、毎日献立が変わる健康生活を提供するという構想だ。
 お風呂料金を百円さげるための「くらし組合」の経験があるから、今度は「食堂版」だ。
 私には、二万二千人が頼もしい地域の戦力に見え、六百億円が地域経済への投資に見える。
 ヒトもカネも「活かす」、その方がイカしてる。
 誰か、この「いい加減」な「初夢」を拾ってくれないかなぁ。
いっそ、「減らす」「守る」より「活かす」を公約に、大阪市長に立候補しようかな(笑)。

<<ナビ2号より>>

月刊なび創刊号より 湯加減のような”いい加減”さで
 投稿日時: 2007/01/01
 私は時に「アイデアマン」と持ち上げられ、時に「ホラ吹き」と誹(そし)られてきました。実のところ、私自身が一番自覚していて、二つの評価は紙一重です。
駄洒落を申せば、私は自分が「いい加減」な人間であることを認めつつ、湯加減のようなという意味での「いい加減」な仕事をしたいものだと思っています。
なにせ、最近一番感銘を受けたのはTVドラマ「明日がある」で、ダウンタウンの浜田雅功扮する課長と営業13課の窓際集団が、起死回生のヒット商品を開発する話にいたく感動し、レンタルビデオを4回も借りたほどです。私は、社会運動は、人のために「尽くす」ことと気負ってきましたが、一つ一つの出会いや営みによって、このまちに「溶けていく」ことで土壌となる、そういう社会運動を探求したいと思います。
 同和行政、ホームレス問題、生活保護改革、障害者雇用、まちづくり・・・株式会社ナイスは、湯加減のような「いい加減」を企てる「社会的企業」として、このまちに「溶けて」いきたい。そんな思いで、タウン紙月刊『なび』を創刊します。
<<ナビ1号より>>

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