ブランコート

都市型デザイナーズマンション

ガラシャ

ガラシャ

アジールコート

なにわ筋と鶴見橋商店街の結節点

ガラシャ

ガラシャ

月刊なび21号より まちづくり委員長はご住職
 投稿日時: 2008/09/01
 8月とは思えない涼しい日々に少々面食らっているが、我がナイスの中庭のような長三公園で、まちづくり盆踊り大会が催されたお盆前は、熱帯夜の日々だった。
 今年の盆踊りの主役は、やぐらの上に初登壇された松向寺の若いご住職だった。意外なキャストに、会場が少々ざわめきたった。実は、ご住職、我がまちづくり委員会の三代目の委員長なのだ。初代は参院議員の松岡徹さん、二代目が不肖のボクで、いよいよ名君の三代目登場というわけだ。
 このご住職、ボクより一回りも年下なのだが、吸い込まれるようなご講話をなさるから、一見の価値ありだ。ひょっとしたら、我がまちづくりのスター誕生かも…と言ったら不謹慎だろうか。打ち明けた話、ボクは、あの頃、詰まっていた。大阪市のまちづくりへの掌返しに遭遇したからだ。ボクは、少々才に走ってると自戒した。これまた不謹慎かもしれないが、ふと、桂枝雀の「緊張と緩和」の話をまちづくりになぞらえてみたのだ。そして、松向寺さんに助けを求めた。今年の春だった。ご住職は、さしたる質問もされなければ、ありきたりの謙遜もされなかった。まことに自然体で、まちづくり委員長就任を快諾いただいた。ボクは、その成り行きに、思わずうっとりしてしまったものだ。
 この人事案件、生前より松向寺さんと交際の深かった細川春太郎さん(前長橋連合町会長・故人)や、吉岡成志さん(元解放同盟副支部長・故人)の導きかもしれない。そういえば…枝雀が亡くなってどれくらいになるんだろう。
緊張と緩和…含蓄深いなぁ。

月刊なび20号より 北京を駆けろ!福島千里
 投稿日時: 2008/08/01
 ボクが陸上オタクであることは、一年前になびに書いた。あの時は世界陸上だったが、今度は猛暑の北京五輪だ。実は、ボクはいま密かな夢を抱いている。世界陸上で不発に終り、それどころか、五輪代表も、最後の最後に6m70を跳んで、泣きじゃくった、あの走り幅跳びの池田久美子が、7mを跳ぶ夢だ。そして、もう一人、あの東京五輪の80m障害の依田郁子以来の女子短距離五輪出場を果たした、100mの福島千里が一次予選を突破する夢だ。二人ともまさに夢のような目標だが、不可能なことではない。
 ボクは、44年前のあの依田郁子の、スタート前の、あのバクテン、あの鉢巻き、こめかみのサロンパスを思い出す。カッコよかった。哲学者のようだったし、まさに切り込み隊長の風格があって、痺れた。結果は5位だったが、まさに値は金だった。ボクは2年前の4月、ブランコートの落成を、8月のレストラン・ビアンの開店を、あの依田郁子のような?気負いで迎えた。12月には友人が古着屋リプラを開店したが、きっと同じ思いだったのではと推し量っている。
 ボクも、ボクの友人も、「ミッション」に先立つ「パッション」に支えられて、開店というスタートラインに立ったのではないか。ボクは、「ミッション」を、自他共に認める使命感と理解し、「パッション」を、自分だけの密かな使命感、またの訳を情熱と理解する。
 池田久美子さん、福島千里さん、メダルなんか目じゃない。依田郁子さんのように、勇敢であれ!二人の勇姿をしっかり刻んでおくこと、これがこの夏の宿題だ。そして、ビアン二周年おめでとう。この西成にフランス料理が馴染む日は、そう遠くない。

月刊なび19号より ユニバーサルホテル「ビッグアイ」を知ってますか?
 投稿日時: 2008/07/01
 先日、堺市にある国際障害者交流センタービッグ・アイで、NPOの総会を催し、その夜投宿した。宇宙戦艦ヤマトの松本零士がプロデュースした大型児童館ビッグバンに隣接している研修施設兼ホテルだ。このビッグバンは、1999年エル・チャレンジが初めて清掃業務を受託した施設で、ビッグアイは、今年から旧知の大都美装という会社が運営を請け負っている。さらに、その館内レストラン「ぐらん・じゅ」の経営はわがナイスという、ボクにとっていわくの施設なのだが、ホテルに宿泊したのは、この日が初めてだった。
 NPOの総会では、堺市の部長さんから、堺の歴史と経済の講話を拝聴した。ボクは、古代、近世において自由都市として栄えた堺に、しばしタイムスリップして、夢想した。そうして、夜は、バリアフリーデザインだけに、廊下も、部屋も、お風呂も、なんとも広く、のびのびした空間を味わった。何といっても、よく利用する高層ホテルとは違う、三階建てのシティホテルの雰囲気が心地よかった。かって訪れたイタリアの地方都市のホテルも低層だった。日本式の旅館とも違う低層ホテルの趣に、ボクは、「地方都市―自由都市―人間都市」というようなイメージを勝手に膨らませていた。きっと昼間の歴史のお話が効果を演出したのだと思う。頭の中で描く歴史上の自由都市と、実体験しているバリアフリーの都市空間が、何故か、とてもマッチしていた。
 ビッグアイは、障がい者のために設計されているが、すべての人々が気軽に利用できる、ユニバーサルホテルだ。でも、知名度は低い。ボクは、ビッグバンやビッグアイが歴史に溶けて、自由都市を構成していくさまを夢想した。ビッグバンから始まったエル・チャレンジも、もうまもなく10年の時を刻もうとしている。きっと、エル・チャレンジのボクの仲間たちは、自由都市堺とビッグバンやビッグアイの素敵な案内状をつくってくれるだろう。ボクは、そう確信している。働く障がい者もまた、このまちに溶けていった10年だった。

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